トクサ
←本日のお教室は、涼しげなトクサを使ったアレンジでした!

さて、今回は<花束のボリューム>についてでーす。『3000円くらいの花束ってどれ位の大きさになりますか?』など、お店で時々聞かれます。そのお店の中での、平均的な大きさはありますが、<花選び><花束の作り方><花別/店別のプライス>によって、かなり大きさは変化するものなのです。たとえば、 大きなヒマワリ@150円×10本=1500円の花束と つぼみのバラ@200円×8本=1600円では ヒマワリの方が大きな花束になりやすいのです。とにかくボリュームが欲しい!という場合は、花屋さんにそれを伝えましょう。そんな場合、うちではこんなことをポイントにお作りしています。

<1、花選び>
1)花自体の顔が大きくて茎が太めのものを選ぶ
   ーー例えば ヒマワリ/シャクヤク(旬の5~6月頃の旬のね。シャクヤクは150~500円と出回り時期によって値段の格差が激しいの)/百合(1本の単価は高めだけど、1本から何輪もついてるし、枝はりもよいのでボリュームが出やすいのです)
          
   ーーバラでも 1本150円で丈が短く、花も小さめなものを20本使った3000円の花束より、1本250円で、丈も長めで、花も大きめなものを12本使った3000円の花束の方が見栄えがよい可能性が高いです。

バラ 
2)スプレー咲きのものを使う
   ーーバラやカーネーションなどもともとは1本から大きなお花が1輪ついているものに対して、1本から枝分かれして、小さめのお花が数輪ついているものを<スプレー咲き>と言います。写真はバラとスプレーバラです。数輪ついているので、横に広がるかさがでます。花は小さめなので、主役にすると素朴だけどちょっとパンチが足りなくなるので、他のメインになる大きな花と合わせて使うとよいでしょう。
ヂュモサ
3)小花かグリーン/枝ものを使う
 小花ーーかすみ草に代表されるようなわっさりした空間がうまるような花(アレンジメント用語だとフィラフラワーといいます)写真のピンクの花は、ハイブリットスターチス。他には、ブルーファンタジア、ブプレリューム、ソリダスターなども。
 グリーン/枝ものーー上記の小花を使うのは優しい感じにまとまりますが、グリーン(葉もの)でボリュームを出すと今風?に仕上がります。写真はドラセナといって、うちの店では、お気に入りで多用してます。そのまま使っても、くるりんとまいて使ってもステキ。他には、ユーカリ、こでまり
(冬~春)などもボリュームアップに活躍するグリーンです。
ドラセナ
<2、花束の作り方>
同じ花材でも、空間をとらずにぎゅっとつめて作るか、空間をあけて作るかによっても大きさはかわりますし、長さも長めか短めかによってボリューム感は変わってきます。適度な空間と、長さがあった方が大きく見えやすいです。

<3、花別/店別プライス>
お花は時価で、価格は流動的です。同じお花でも、出回り時期によって変わるんです。旬のものはたいてい品質もよく、ボリューム感もでやすく、価格もお値打ちなのでおすすめ。また、行事によって高騰するものもあります。需要が集中すると、価格もあがっちゃうんです。母の日のカーネーションや、ウエディング集中時の白バラ、クリスマスの赤バラなどね。
また、お店によって、同じお花でも値段の付け方は様々。うちは、いいお花をリーズナブルにを念頭に値つけをしています。

まーここまで読んでくださった方ありがとですー。上記のいろーんなことを、頭に入れつつ、取捨選択して、しかも、<きれい><ステキ!>であるものを作るべく、花屋さんはがんばってるんです!

でも、がんばり?すぎて<3000円でこんなにごーかなら、次から2000円でいいかな>となることもあり、うれしいようなザンネンなような、、ということも、時々あるのでした。 トクサ
←本日のお教室は、涼しげなトクサを使ったアレンジでした!

さて、今回は<花束のボリューム>についてでーす。『3000円くらいの花束ってどれ位の大きさになりますか?』など、お店で時々聞かれます。そのお店の中での、平均的な大きさはありますが、<花選び><花束の作り方><花別/店別のプライス>によって、かなり大きさは変化するものなのです。たとえば、 大きなヒマワリ@150円×10本=1500円の花束と つぼみのバラ@200円×8本=1600円では ヒマワリの方が大きな花束になりやすいのです。とにかくボリュームが欲しい!という場合は、花屋さんにそれを伝えましょう。そんな場合、うちではこんなことをポイントにお作りしています。

<1、花選び>
1)花自体の顔が大きくて茎が太めのものを選ぶ
   ーー例えば ヒマワリ/シャクヤク(旬の5~6月頃の旬のね。シャクヤクは150~500円と出回り時期によって値段の格差が激しいの)/百合(1本の単価は高めだけど、1本から何輪もついてるし、枝はりもよいのでボリュームが出やすいのです)
          
   ーーバラでも 1本150円で丈が短く、花も小さめなものを20本使った3000円の花束より、1本250円で、丈も長めで、花も大きめなものを12本使った3000円の花束の方が見栄えがよい可能性が高いです。

バラ 
2)スプレー咲きのものを使う
   ーーバラやカーネーションなどもともとは1本から大きなお花が1輪ついているものに対して、1本から枝分かれして、小さめのお花が数輪ついているものを<スプレー咲き>と言います。写真はバラとスプレーバラです。数輪ついているので、横に広がるかさがでます。花は小さめなので、主役にすると素朴だけどちょっとパンチが足りなくなるので、他のメインになる大きな花と合わせて使うとよいでしょう。
ヂュモサ
3)小花かグリーン/枝ものを使う
 小花ーーかすみ草に代表されるようなわっさりした空間がうまるような花(アレンジメント用語だとフィラフラワーといいます)写真のピンクの花は、ハイブリットスターチス。他には、ブルーファンタジア、ブプレリューム、ソリダスターなども。
 グリーン/枝ものーー上記の小花を使うのは優しい感じにまとまりますが、グリーン(葉もの)でボリュームを出すと今風?に仕上がります。写真はドラセナといって、うちの店では、お気に入りで多用してます。そのまま使っても、くるりんとまいて使ってもステキ。他には、ユーカリ、こでまり
(冬~春)などもボリュームアップに活躍するグリーンです。
ドラセナ
<2、花束の作り方>
同じ花材でも、空間をとらずにぎゅっとつめて作るか、空間をあけて作るかによっても大きさはかわりますし、長さも長めか短めかによってボリューム感は変わってきます。適度な空間と、長さがあった方が大きく見えやすいです。

<3、花別/店別プライス>
お花は時価で、価格は流動的です。同じお花でも、出回り時期によって変わるんです。旬のものはたいてい品質もよく、ボリューム感もでやすく、価格もお値打ちなのでおすすめ。また、行事によって高騰するものもあります。需要が集中すると、価格もあがっちゃうんです。母の日のカーネーションや、ウエディング集中時の白バラ、クリスマスの赤バラなどね。
また、お店によって、同じお花でも値段の付け方は様々。うちは、いいお花をリーズナブルにを念頭に値つけをしています。

まーここまで読んでくださった方ありがとですー。上記のいろーんなことを、頭に入れつつ、取捨選択して、しかも、<きれい><ステキ!>であるものを作るべく、花屋さんはがんばってるんです!

でも、がんばり?すぎて<3000円でこんなにごーかなら、次から2000円でいいかな>となることもあり、うれしいようなザンネンなような、、ということも、時々あるのでした。