静かに燃ゆる

先日、とても久しぶりに、曙橋のお気に入りの小料理屋さん『よな』さん（3353-6791／日曜休）に、kojiと二人で行ってきました。

台町坂をのぼってまもなく、左側にあります。

６０年から７０年代の曲が流れるゆっくりできるお店。

こじゃれていなくて、清潔感のあるお店です。
ぱっと見、男性客が多いのではと思う店構えですが、女性客が７割だとか。
一人でも入りやすいですよ。

旬の素材をいかした心意気の感じるお料理です。

魚料理、めちゃめちゃ美味しいです。焼き鳥だって、オーダーしてから作ってくれるの。生野菜サラダ、シンプルだけど、野菜ぴっかぴっかのみずみずしさよ。
お酒は、焼酎が多いけど、日本酒も楽しめます。

この前は、カウンターには、私たち以外は、お一人客で、お兄さんが二人。ちょっと年上のお姉さんが一人。

そのうちのお一人が、大久保で　バーをされているとのこと。
口にされたお店の名に、なんか記憶がある。

『もしかしたら、うちからオープンのお花、お届けしたかもしれません』

半年以上前なんだけど、なんとなく、ひっかかるし、花も、胸の奥に浮かび上がってきたの。

（以前に一度ご紹介している写真です。。私のイメージは『静かに燃ゆる』）
アンスリューム

その後の会話と、ご注文票の控えで、やはり、そうだと。

しかも、嬉しかったのは

『オープンの時ありがたいことに、実にたくさんのお花をいただいたのですが、（うちでお作りした）お花がとてもいい感じで、しかも、次々他のお花がだめになっていく中で、そのお花だけが、ものすごく長持ちして、なんだかとても嬉しくて、捨てられなくて、ドライフラワーにして飾ってたんです。つい、先週、処分したんですよ』と。

花屋的に考えると、このお花、ドライになるのかなあ、、と思う花たちなのですが、きっと喜ばれて愛でられて、半年もの間、お店にいさせていただけたんですね。

とてもとても、嬉しかったです。

送り主さまが、ご注文くださるとき、なんか、こう、『気持ち』のある方だったので、なおのこと、自分も心をこめてお作りしたので、覚えていたのだし、こうして、また、花を介してつながることのできたご縁を嬉しく思いました。

ご本人も、とても味のある方でしたし、ブログを拝見して、かなり個性のある、しかも美味しさへのこだわりが感じられて、とっても行ってみたくなっちゃいました。

実際に足を運べたら、またご紹介したいと思います

（これも寄せ植え名人さんの、多肉の寄せ植えね。色のグラデーションがきれいでしょ。。）