美術館めぐり
アネモネ~長谷川潔展へ出かけて~
於 横浜美術館
銅板画家 長谷川潔展
入り口すぐに書かれていた言葉
地球上の目に見える世界を通さないと
見えない世界に入っていくことはできない
しかし 見える世界の方が はるかに小さい
私はこれを 静物画に描く
学生時代の友人が、長谷川潔さん、昔から好きで、行ってきたけどよかったよー
と教えてくれたんです。
調べてみると(有名な人だそうですが、私は知らなかった、、)
黒の世界
どうかな 色使いのきれいさに惹かれやすい私は、好きかしら。。?
と思いながらも
最近は、まわりの人がいいといったものには なるべく触れるよう意識しています。
そうでないと、どんどん、自分の世界を限定してしまいそうだから。
よかったですよ。とても。
驚くほど やわらかく 美しく あたたかく また 繊細に
黒 という色を使って、
無限に表現している、、
風景画でいえば 静かなのに 風は動き 川は流れ
植物は 息をしている のです。
<一木一樹をつかもうとすると かならず神に突き当たる>
<自然界に 存在するすべてのものは 相互につながっており 生命の円環を作っている>
と長谷川氏は語っています。
最近、我が師、相見先生に言ってもらった言葉(あ、先生、勝手に引用しました、、)
(前略)すべての植物って、神様が生を地球に生かした時に、こういう自然環境でこういう風に生えていたってことを、活ける時に通訳してあげるのが、お花を活けるってことだと思うのです。そういう花の声をよく聴けるように。。(後略)
と、通ずるもの、今の自分に色々足りないものを気付かせてくれた 版画展でした。
なーんて、むずかしく考えると、花が挿せなくなりそうなので、
きれいなアネモネが描かれていたから、今回は、アネモネを挿したい!
作品の<酒杯に挿した草花>の雰囲気が心に残ったから、ちょっとマネして、、というのが、今回のトップのお花です。
アネモネは、短く挿すと給水スポンジに負けることがあったので、今回は、剣山にて、挿しました。
大きな個性的な花は、バックステリア。オーストラリア系のお花です。
3月26日まで、版画展やってます。展示会自体も、色々と工夫が凝らされているし、足を伸ばす価値あり!ですよ~。
詳しくはこちら
最後の写真は、テーマとは無関係です。
最近、大好きな人に贈った花束。彼女の好きなブルースターは、今回はスタンダードタイプとちょっと違って、花びらに丸みがつよい、ピュアブルーという品種。普通のより50円位高かったけど、人気で指名買い多かったですよ。紫ピンクのスプレーバラはモンシェリー。大好きなヒヤシンスも入れて。
元気な彼女のイメージのオレンジに、私の好きな紫を合わせました。
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於 横浜美術館
銅板画家 長谷川潔展
入り口すぐに書かれていた言葉
地球上の目に見える世界を通さないと
見えない世界に入っていくことはできない
しかし 見える世界の方が はるかに小さい
私はこれを 静物画に描く
学生時代の友人が、長谷川潔さん、昔から好きで、行ってきたけどよかったよー
と教えてくれたんです。
調べてみると(有名な人だそうですが、私は知らなかった、、)
黒の世界
どうかな 色使いのきれいさに惹かれやすい私は、好きかしら。。?
と思いながらも
最近は、まわりの人がいいといったものには なるべく触れるよう意識しています。
そうでないと、どんどん、自分の世界を限定してしまいそうだから。
よかったですよ。とても。
驚くほど やわらかく 美しく あたたかく また 繊細に
黒 という色を使って、
無限に表現している、、
風景画でいえば 静かなのに 風は動き 川は流れ
植物は 息をしている のです。
<一木一樹をつかもうとすると かならず神に突き当たる>
<自然界に 存在するすべてのものは 相互につながっており 生命の円環を作っている>
と長谷川氏は語っています。
最近、我が師、相見先生に言ってもらった言葉(あ、先生、勝手に引用しました、、)
(前略)すべての植物って、神様が生を地球に生かした時に、こういう自然環境でこういう風に生えていたってことを、活ける時に通訳してあげるのが、お花を活けるってことだと思うのです。そういう花の声をよく聴けるように。。(後略)
と、通ずるもの、今の自分に色々足りないものを気付かせてくれた 版画展でした。
なーんて、むずかしく考えると、花が挿せなくなりそうなので、
きれいなアネモネが描かれていたから、今回は、アネモネを挿したい!
作品の<酒杯に挿した草花>の雰囲気が心に残ったから、ちょっとマネして、、というのが、今回のトップのお花です。
アネモネは、短く挿すと給水スポンジに負けることがあったので、今回は、剣山にて、挿しました。
大きな個性的な花は、バックステリア。オーストラリア系のお花です。
3月26日まで、版画展やってます。展示会自体も、色々と工夫が凝らされているし、足を伸ばす価値あり!ですよ~。
詳しくはこちら
最後の写真は、テーマとは無関係です。
最近、大好きな人に贈った花束。彼女の好きなブルースターは、今回はスタンダードタイプとちょっと違って、花びらに丸みがつよい、ピュアブルーという品種。普通のより50円位高かったけど、人気で指名買い多かったですよ。紫ピンクのスプレーバラはモンシェリー。大好きなヒヤシンスも入れて。
元気な彼女のイメージのオレンジに、私の好きな紫を合わせました。
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アナスタシア讃歌
この秋から冬は、ほんとに 菊 にとりつかれ気味であります。咲き方、色も、様々で、美しい!特に、このアナスタシアシリーズには、やられちゃいました。前に、ブロンズという薄茶の品種をご紹介しましたが、今回は<白>。うーん前々回のブログにもつかっているんだけど、今回は、とにかく、この白のアナスタシアをメインに、その美しさを存分にいかしたい!と思って挿しました。冬のぴーんとした空気が伝わったら嬉しいな。
一緒につかっている<白塗りツツジ>。冬、雪、のイメージがだせるので、活躍してくれます。
次の写真は、お歳暮用に<黄色系で>とオーダーされたお花。オーダーしてくださった方は、毎年、お中元とお歳暮にお花をつかってくださるのですが、毎回テーマカラーを変えてらっしゃるようです。香りのよいフリージアもたくさん入れて、お作りしました。
寒いから、あったかい色がいいなあ、、という方は、こちらをどーぞ♪
赤のケイトウを炎にみたてて、歌の<ペチカ燃えろよ、お話ししましょ、♪>のイメージです。あー、書きながら、私ってほんと、ひねりがないなあと思います。こてこてですけどー、よく言えば素直ってことで、受けとめてくださーい!コットンも、新顔の茶色の子をつかいました。個人的には、コットンはやっぱり、白!がかわいいと思うけど、茶色の子も、テディベアっぽいし、ほかのお花との組み合わせによって、生きてきますよね。
前回、お店の中の一部をご紹介しました。今回は、今週はじめのディスプレイです。毎回、大きな山の色味を変えています。週に2~3回いらしていただくお客様にも、楽しんでいただけるように。
前回、白、ピンク系のコーナーは、近くにお住まいのHさん、<あ、ここを撮ったのね。>とご来店くださり、嬉しかったです!ブログは、即時性のあるところもいいですよね。このときは、オレンジ系を中心にまとめました。
こちらはピンク系を中心に。
これは、店の入り口付近。季節の小物と一緒に、その日、特に、お客様にみてもらいたーいという花を並べています。この時は、小さな松ぼっくりのような実がついた<ヤシャ>や、微妙なグラデーションのきれいなカーネーションのプリメロなどを並べました。あと、いつも、キーパーの中に、バラ、百合、ガーベラなどがいるんですが、どうもうまく写真が撮れないので、アップしてないんです、、。
店内の写真の中で、大きな目立つお花、<キングプロテア>ほんと大きいでしょー。今回のは背丈も長めで立派でした。
何につかおうかなーと思っていたら、、。ご近所の仲良し花好き奥様がお二人でいらして、<お手紙をいただいたのでのぞきにきましたの。まあ、大きい!。珍しいわねえ>とお二人、1本ずつご自宅用にお持ちかえりくださいました。そうそう、カノシェ通信(郵送バージョン)ようやくできましたよー。じきに、みなさんのお手元にも届くと思います!
<おまけ>今日は、12月の中で貴重なお休み日。ここのところ、仕事が終わらず、毎日1時帰宅位が続いていたので、死んだように眠りました、、。乱れた部屋を片付けて、パソコンに向かいました。これから、でかけよー。
私たち夫婦は普段、だいたい月3回ずつ休んでいます。12月は繁忙期なので2回。でも、花屋さんによっては一日も休まない人も多いと思います。生徒さんのお父さんで、コーヒーやさんを経営されていた方、ずっと364日、働いていたそうです。元旦しか休まなかったそうです、、。
私たち的には、休み、大事だと思っています。花以外のことに触れたり、自分と向き合ったり、普段会わない人と会ったり。それが、また新たなパワーとなってくれる。だから、休みの日は、ほとんど家でずっと過ごすことはなく、どこかへ出かけます。
秋は、花展も多く、その中で見に行った、<草月展>よかったです(←ずいぶん日が経っちゃったけど)。とことん素材を生かす表現に、心とらわれました。花材をしぼって、それでいて、魅せる、のって、とてもむずかしいと思います。ドラセナのソングオブインディばかりを挿したものや、コンシンネレインボーだけで作り上げた作品なども、印象深かったです。
草月は、おばがずっと出展していて(今年20回目)、それで見に行くようになりました。もう70歳になったおばは、いつもパワフルで、新しいことにも敏感で楽しい人。今年の作品は、小さな木製クリップをペイントして、それにきらきらビーズのようなものをたくさんつけたものを作品の中につかっていました。花は、白のランと南国系の葉。背丈以上あるオブジェで、周りの人も、みんな、作品の前での滞在期間も長く、小さな子も、若い女の子も、ご年配の方も、興味をもって見てくれていて、自分の作品じゃないのに、心の中で、はな高々でした!名前を見る前から、あ、あれがきっとおばちゃまのだわ!と思ってたんです。そんな風に、みただけで、あの人の<花>って感じてもらえるような、花を挿せるように、日々精進して参ります!
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この秋から冬は、ほんとに 菊 にとりつかれ気味であります。咲き方、色も、様々で、美しい!特に、このアナスタシアシリーズには、やられちゃいました。前に、ブロンズという薄茶の品種をご紹介しましたが、今回は<白>。うーん前々回のブログにもつかっているんだけど、今回は、とにかく、この白のアナスタシアをメインに、その美しさを存分にいかしたい!と思って挿しました。冬のぴーんとした空気が伝わったら嬉しいな。
一緒につかっている<白塗りツツジ>。冬、雪、のイメージがだせるので、活躍してくれます。
次の写真は、お歳暮用に<黄色系で>とオーダーされたお花。オーダーしてくださった方は、毎年、お中元とお歳暮にお花をつかってくださるのですが、毎回テーマカラーを変えてらっしゃるようです。香りのよいフリージアもたくさん入れて、お作りしました。
寒いから、あったかい色がいいなあ、、という方は、こちらをどーぞ♪
赤のケイトウを炎にみたてて、歌の<ペチカ燃えろよ、お話ししましょ、♪>のイメージです。あー、書きながら、私ってほんと、ひねりがないなあと思います。こてこてですけどー、よく言えば素直ってことで、受けとめてくださーい!コットンも、新顔の茶色の子をつかいました。個人的には、コットンはやっぱり、白!がかわいいと思うけど、茶色の子も、テディベアっぽいし、ほかのお花との組み合わせによって、生きてきますよね。
前回、お店の中の一部をご紹介しました。今回は、今週はじめのディスプレイです。毎回、大きな山の色味を変えています。週に2~3回いらしていただくお客様にも、楽しんでいただけるように。
前回、白、ピンク系のコーナーは、近くにお住まいのHさん、<あ、ここを撮ったのね。>とご来店くださり、嬉しかったです!ブログは、即時性のあるところもいいですよね。このときは、オレンジ系を中心にまとめました。
こちらはピンク系を中心に。
これは、店の入り口付近。季節の小物と一緒に、その日、特に、お客様にみてもらいたーいという花を並べています。この時は、小さな松ぼっくりのような実がついた<ヤシャ>や、微妙なグラデーションのきれいなカーネーションのプリメロなどを並べました。あと、いつも、キーパーの中に、バラ、百合、ガーベラなどがいるんですが、どうもうまく写真が撮れないので、アップしてないんです、、。
店内の写真の中で、大きな目立つお花、<キングプロテア>ほんと大きいでしょー。今回のは背丈も長めで立派でした。
何につかおうかなーと思っていたら、、。ご近所の仲良し花好き奥様がお二人でいらして、<お手紙をいただいたのでのぞきにきましたの。まあ、大きい!。珍しいわねえ>とお二人、1本ずつご自宅用にお持ちかえりくださいました。そうそう、カノシェ通信(郵送バージョン)ようやくできましたよー。じきに、みなさんのお手元にも届くと思います!
<おまけ>今日は、12月の中で貴重なお休み日。ここのところ、仕事が終わらず、毎日1時帰宅位が続いていたので、死んだように眠りました、、。乱れた部屋を片付けて、パソコンに向かいました。これから、でかけよー。
私たち夫婦は普段、だいたい月3回ずつ休んでいます。12月は繁忙期なので2回。でも、花屋さんによっては一日も休まない人も多いと思います。生徒さんのお父さんで、コーヒーやさんを経営されていた方、ずっと364日、働いていたそうです。元旦しか休まなかったそうです、、。
私たち的には、休み、大事だと思っています。花以外のことに触れたり、自分と向き合ったり、普段会わない人と会ったり。それが、また新たなパワーとなってくれる。だから、休みの日は、ほとんど家でずっと過ごすことはなく、どこかへ出かけます。
秋は、花展も多く、その中で見に行った、<草月展>よかったです(←ずいぶん日が経っちゃったけど)。とことん素材を生かす表現に、心とらわれました。花材をしぼって、それでいて、魅せる、のって、とてもむずかしいと思います。ドラセナのソングオブインディばかりを挿したものや、コンシンネレインボーだけで作り上げた作品なども、印象深かったです。
草月は、おばがずっと出展していて(今年20回目)、それで見に行くようになりました。もう70歳になったおばは、いつもパワフルで、新しいことにも敏感で楽しい人。今年の作品は、小さな木製クリップをペイントして、それにきらきらビーズのようなものをたくさんつけたものを作品の中につかっていました。花は、白のランと南国系の葉。背丈以上あるオブジェで、周りの人も、みんな、作品の前での滞在期間も長く、小さな子も、若い女の子も、ご年配の方も、興味をもって見てくれていて、自分の作品じゃないのに、心の中で、はな高々でした!名前を見る前から、あ、あれがきっとおばちゃまのだわ!と思ってたんです。そんな風に、みただけで、あの人の<花>って感じてもらえるような、花を挿せるように、日々精進して参ります!
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ゲージュツの秋
上野の森は たしかに<秋>の色で 迎えてくれました。
上野の美術館へ足を運ぶとき
空があって、森があって、その下に 人の群れがあって
それらが並行して 層 になっているのを見るのが好き。
人の群れを 包み込む 圧倒的な 森。
そこでは 人波には のまれない
森の中に 支配されている自分が 心地 いいのです。
でも。
今回の<プーシキン美術館展>。
館内の人の群れに 負けちゃいました。
絵の世界にあまり飛び込めなかったです。
マティスもゴーギャンも好きなので(←詳しくはないの。ただ、好きなだけです)
楽しみにしてたのですが
近くにいたおっきな外人男性が
<oh!ボンジョビコンサート!oh!ロック!プーシキーン!>というようなことを言っていて
<うまい!>と思いましたが
それくらい混んでいて、みんなの頭は、絵をみようと揺れていました。
今回の 目玉?のマティスの<金魚>
これは、好きな世界でした。じーっと見ていたくなる感じ。
色づかいも好き。
美術展の帰り
ポストカードを買うのいつも迷います。
いつも迷うのは
この 身体に残っている
本物の絵からうけた印象を
ポストカードのレベルに閉じ込めてしまっていいのか
でも、どの絵に 自分が感じたのかを
ポストカードを選ぶという行為によって 残しておきたい気もして。
今回は、買いませんでした。
だって、みんなが<金魚>のポストカード
手にしてるんだもん。
偏屈かもしれないけど
みんなが買ってると 気持ちがなえちゃうんです。
そんなこんなの
プーシキン美術館展 でしたが
空いているときを狙って
いくのが(いつ?)おすすめです!
みごたえ あると 思いますよ!
~お花の情報がいっぱい!~
お花の仕事に携わる方達のブログのリンク集があります。
<花日記>といって、私も参加させて頂いています。
色々な立場や視点で書いているブログに出会えます。
私も、ここのリンク集から、色々な気づきや、パワーをいただいています。
<花日記>に関わる人たちの集まりがあり、参加してきました。花屋の大先輩の方や、産地の方、卸の方、色々なお話を聞けて、パワーアップして帰ってきました。今まで、店に来てくださるお客様といい絆をきづいていきたいとずっと思ってきました。それは、これからも変わりませんが、他の花屋さんや、花に関わる方達との絆は、自分たちの世界を大きくしてくれるきっかけにもなり、またそれが、カノシェにきてくださるお客様にも、より、お花をたのしんでもらえることにつながっていくのだと確信しています。
みなさんも、のぞいてみては?花日記
あとね、最近、レッスンを始めた生徒さん、来春から、太田花き(市場)に就職予定の、ハンドルネーム~海苔羊羹~さん。今はまだ学生さんだけど、私、彼女位のとき、こんなに問題意識をもっていたかしらん、、と思わされちゃう、はっとさせられる切り口や視点を持っていて、これからおつきあいしていくのが楽しみです。お花のアレンジは、うちにきて始めたばかりですが、その様子も綴っている彼女のブログものぞいてみてね!
日々是好日
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今日は、トップの写真は和風に、最後のこの写真は、洋風?に、きれいな菊が使いたくて、作りました。トップの薄い茶色の菊は、アナスタシア。グリーン、ピンク、黄色、白、色のバリエーションも多いけれど、スタンダードタイプと違いがわかりやすいのは、この薄茶と、グリーン。
深い色の菊は、嵐山!惚れました!
上野の森は たしかに<秋>の色で 迎えてくれました。
上野の美術館へ足を運ぶとき
空があって、森があって、その下に 人の群れがあって
それらが並行して 層 になっているのを見るのが好き。
人の群れを 包み込む 圧倒的な 森。
そこでは 人波には のまれない
森の中に 支配されている自分が 心地 いいのです。
でも。
今回の<プーシキン美術館展>。
館内の人の群れに 負けちゃいました。
絵の世界にあまり飛び込めなかったです。
マティスもゴーギャンも好きなので(←詳しくはないの。ただ、好きなだけです)
楽しみにしてたのですが
近くにいたおっきな外人男性が
<oh!ボンジョビコンサート!oh!ロック!プーシキーン!>というようなことを言っていて
<うまい!>と思いましたが
それくらい混んでいて、みんなの頭は、絵をみようと揺れていました。
今回の 目玉?のマティスの<金魚>
これは、好きな世界でした。じーっと見ていたくなる感じ。
色づかいも好き。
美術展の帰り
ポストカードを買うのいつも迷います。
いつも迷うのは
この 身体に残っている
本物の絵からうけた印象を
ポストカードのレベルに閉じ込めてしまっていいのか
でも、どの絵に 自分が感じたのかを
ポストカードを選ぶという行為によって 残しておきたい気もして。
今回は、買いませんでした。
だって、みんなが<金魚>のポストカード
手にしてるんだもん。
偏屈かもしれないけど
みんなが買ってると 気持ちがなえちゃうんです。
そんなこんなの
プーシキン美術館展 でしたが
空いているときを狙って
いくのが(いつ?)おすすめです!
みごたえ あると 思いますよ!
~お花の情報がいっぱい!~
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<花日記>といって、私も参加させて頂いています。
色々な立場や視点で書いているブログに出会えます。
私も、ここのリンク集から、色々な気づきや、パワーをいただいています。
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みなさんも、のぞいてみては?花日記
あとね、最近、レッスンを始めた生徒さん、来春から、太田花き(市場)に就職予定の、ハンドルネーム~海苔羊羹~さん。今はまだ学生さんだけど、私、彼女位のとき、こんなに問題意識をもっていたかしらん、、と思わされちゃう、はっとさせられる切り口や視点を持っていて、これからおつきあいしていくのが楽しみです。お花のアレンジは、うちにきて始めたばかりですが、その様子も綴っている彼女のブログものぞいてみてね!
日々是好日
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今日は、トップの写真は和風に、最後のこの写真は、洋風?に、きれいな菊が使いたくて、作りました。トップの薄い茶色の菊は、アナスタシア。グリーン、ピンク、黄色、白、色のバリエーションも多いけれど、スタンダードタイプと違いがわかりやすいのは、この薄茶と、グリーン。
深い色の菊は、嵐山!惚れました!
香りたつ~茎と葉たち
茎を切るとき、折るとき、葉を取るとき、、、そんな時に、ふっと香る瞬間があります
花と違って、顔を寄せただけではわからないその香。
だから、買ってきた花をそのまま活けるだけでは(←責めてるワケジャないですー)わからないのです。
枝を分けたり、茎を短く切ったり、余分な葉を取ったりそんなときに あれ、、って気づくんです
だから、お店でも、お花の水揚げをするときや、アレンジメントを作るときに 感じるんです。
花と同じで、香がわかる種類は限られています。
この時期だとユーカリ(写真奥)、ワックスフラワー(写真手前)、などオーストラリアのものも香ります。
私が好きな香りは、
茎を切った瞬間のスキミアの香り(次の写真右)
葉を取るときの銀香梅の香り(今日は入荷してなくて写真なし)
藤ばかまの手折ったときの香り、、(次の写真左)
藤ばかまは、生乾きのときにも強く香るので、その昔、着物の袂や箪笥にしのばせて、その香りを楽しんだそうです。
みなさんも、お花を買ってきたら、時にはアレンジを楽しんでみては?
作りながら、<ふあ~>と香りも楽しめる贅沢、ぜひ味わってもらいたい
そのまま花瓶に活けるのも、花本来の美しさが楽しめますが、短くしたり、切り分けたりすることで
また違った表情がみえてきますよ。
今の季節のりんどうも、こんな感じも素敵でしょ?(計400円)
りんどうは香りはないですけどね。切り分けるときは手折りましょう
スプレーマム2本+藤ばかま1本(計500円)この子たちも手折ります。これは、生徒さんのFさんが、スプレーマム2本と姫アスターでかわいいまんまるアレンジをお家で作った写真を携帯でみせてくれたので、そのまねっこ?です。
香りもそうだけど、お花に<触れている>ことそのものが、自分を豊かな気分にしてくれんですよね、、
<おまけ>
また、九段下の山種美術館に行ってきました。<百花撩乱~咲き競う花々~>なかなかよかったです。前回初めて行った美術館ですが、こじんまりとしていて、展示点数も少なめですが、ゆっくりと気負わず楽しめます。大きな美術館の企画展も好きですが、途中で自分の感受性のキャパが終わっちゃうときがあるんですよね。ここの美術館は、ゆっくりじっくり向き合える。今回の企画では、色々な画家の方の<花>の捉え方がおもしろい。私が好きだったのは 小茂田青樹さんの<春雨>~静かな雨にとけていきそうだけれど決してとけることのない桜の莟のうつむく姿がすごく、感じちゃいました。あと、林潤一さんの<緑韻>、速水御舟さんの<墨牡丹>。あああ~すてきでした!日本画に興味ある方も、ない方も、ぜひ立ち寄ってみて!10月2日までやってます。入場料は600円です!
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茎を切るとき、折るとき、葉を取るとき、、、そんな時に、ふっと香る瞬間があります
花と違って、顔を寄せただけではわからないその香。
だから、買ってきた花をそのまま活けるだけでは(←責めてるワケジャないですー)わからないのです。
枝を分けたり、茎を短く切ったり、余分な葉を取ったりそんなときに あれ、、って気づくんです
だから、お店でも、お花の水揚げをするときや、アレンジメントを作るときに 感じるんです。
花と同じで、香がわかる種類は限られています。
この時期だとユーカリ(写真奥)、ワックスフラワー(写真手前)、などオーストラリアのものも香ります。
私が好きな香りは、
茎を切った瞬間のスキミアの香り(次の写真右)
葉を取るときの銀香梅の香り(今日は入荷してなくて写真なし)
藤ばかまの手折ったときの香り、、(次の写真左)
藤ばかまは、生乾きのときにも強く香るので、その昔、着物の袂や箪笥にしのばせて、その香りを楽しんだそうです。
みなさんも、お花を買ってきたら、時にはアレンジを楽しんでみては?
作りながら、<ふあ~>と香りも楽しめる贅沢、ぜひ味わってもらいたい
そのまま花瓶に活けるのも、花本来の美しさが楽しめますが、短くしたり、切り分けたりすることで
また違った表情がみえてきますよ。
今の季節のりんどうも、こんな感じも素敵でしょ?(計400円)
りんどうは香りはないですけどね。切り分けるときは手折りましょう
スプレーマム2本+藤ばかま1本(計500円)この子たちも手折ります。これは、生徒さんのFさんが、スプレーマム2本と姫アスターでかわいいまんまるアレンジをお家で作った写真を携帯でみせてくれたので、そのまねっこ?です。
香りもそうだけど、お花に<触れている>ことそのものが、自分を豊かな気分にしてくれんですよね、、
<おまけ>
また、九段下の山種美術館に行ってきました。<百花撩乱~咲き競う花々~>なかなかよかったです。前回初めて行った美術館ですが、こじんまりとしていて、展示点数も少なめですが、ゆっくりと気負わず楽しめます。大きな美術館の企画展も好きですが、途中で自分の感受性のキャパが終わっちゃうときがあるんですよね。ここの美術館は、ゆっくりじっくり向き合える。今回の企画では、色々な画家の方の<花>の捉え方がおもしろい。私が好きだったのは 小茂田青樹さんの<春雨>~静かな雨にとけていきそうだけれど決してとけることのない桜の莟のうつむく姿がすごく、感じちゃいました。あと、林潤一さんの<緑韻>、速水御舟さんの<墨牡丹>。あああ~すてきでした!日本画に興味ある方も、ない方も、ぜひ立ち寄ってみて!10月2日までやってます。入場料は600円です!
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